今月の東京23区の消費者物価指数は速報値で2.9%上昇しました。水道の基本料金無償化などの影響で、上昇幅は3か月連続で縮小しました。

東京23区の7月中旬時点の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が110.5となり、去年の7月と比べて2.9%上昇しました。

上昇幅は前の月より0.2ポイント減少し、3か月連続で縮小しました。

東京都で夏の4か月間、水道の基本料金が無償化されたことなどが要因で、水道料は34.6%減少したほか、電気代は0.5%、都市ガス代は1.5%減少しました。

一方、食料費の上昇は続き、コメ類は81.2%の上昇でした。

また、▼コーヒー豆が53.8%、▼チョコレートが49.7%、▼おにぎりが18.5%、▼携帯電話通信料が11.8%上昇しました。