「意思決定を強く非難することは難しい」“老老介護”と病苦の果ての嘱託殺人 裁判から見えた悲しき背景事情【愛媛】

「今はとても反省しています」法廷に小さな声が響いた。長年連れ添った妻を殺めたのは、77歳の夫だった。事件の背景にあったのは、「老老介護」の果ての「悲しき同意」だった。それは2025年3月のことだった。愛媛県愛南町の道路脇で、77歳の夫が、首にかけたロープを車で引いて、当時84歳だった妻を殺害するという痛ましい事件が発生した。後を追うつもりだった夫は、その場でウイスキーと睡眠薬を飲み、意識を失った。心中に失…






































