後期優勝争い真っ只中、愛媛マンダリンパイレーツは6日、同率首位の徳島と直接対決。1点差ゲームを制したのは愛媛でした。

後期優勝への直接対決は初回、フォアボールで出塁した愛媛の1番上野…まさにロケットスタート!

リーグ歴代1位の53盗塁に王手をかけます。この後、2アウト3塁として4番島原。

初球攻撃で先制タイムリー。さらに6番大城にもタイムリーが飛び出し、愛媛が主導権を握ります。

愛媛の先発は、今季8勝、リーグ2位の立本。初回、ランナー2人を背負いますが、4番、5番を連続三振。抜群の制球力で2回以降も徳島打線を寄せ付けません。

しかし6回、突如乱れます。四死球3つで満塁。2アウトまでこぎつけますが…よく取った福士、しかし悪送球・・・この間に2者が生還し同点に追いつかれます。

それでも8回、愛媛は1塁3塁のチャンスに、5番キャプテン塚本。渾身のセーフティスクイズで勝ち越しに成功します。

最終回は松山商業出身、林が三振2つの力投。

競り勝った愛媛、単独首位に躍り出ます。

(渾身の決勝スクイズ・塚本浩平キャプテン)
「もう嬉しかったですね。ベンチもファンの皆さんも喜んでいる姿がバーッと見えたので。総合優勝できるようにこれからも戦っていきたいと思います」

その愛媛ですが、7日は敵地で徳島に敗れ、再び首位に並ばれました。

残り5試合、後期優勝をかけ熾烈な戦いが続きます。