【台風25号】に続き 次の台風発生へ

フィリピン付近の「強い台風25号」は西に進んでいて、東南アジアに向かうため日本への影響はありませんが、しかし気象庁によると、これとは別の「熱帯低気圧」が、今後24時間以内に台風に発達する見込みです。

シミュレーションでは、この「台風」に発達する見込みの「熱帯低気圧」の方が、日本に接近する可能性もあります。

5日(水)~15日(土)の《雨と風のシミュレーション》《全国各都市の週間予報》を、を画像で掲載しています。

台風25号は東南アジアに向かい8日(土)には「熱帯低気圧」に変わる
9日(日)までは西寄りに進む予想だが、進路を北に変えるかもしれない

進路を北に変えるおそれ 「太平洋高気圧」が割れる?

「台風のたまご=熱帯低気圧」から発達する「台風」の予報円を見ると、西寄りに進み、台風25号の後を追うように見えます。

しかし上空の「太平洋高気圧」の予想では、9日(日)までは、進路の北側に「太平洋高気圧」が広がるため、「熱帯低気圧」から発達する「台風」は行く手を阻まれて西寄りに進むと思われます。

それが10日(月)になると「太平洋高気圧」が2つに割れ、「台風」の北側の「太平洋高気圧」がなくなるため、「熱帯低気圧」から発達する「台風」は北に進みやすくなります。

「台風」の北側に「太平洋高気圧」があるため「台風」は西寄りに進む
「台風」の北側の「太平洋高気圧」がなくなり「台風」は北寄りに進む可能性が出てくる