愛媛県警の近藤裕行新本部長が会見を開き「全身全霊を傾けて県内の治安の維持に努めていく」と抱負を述べました。

(愛媛県警・近藤裕行新本部長)
「愛媛県の皆様の安全安心の確保という重責を担うことになり、まさに身の引き締まる思い」

今月7日付で着任した近藤新本部長は、東京都出身の52歳で、これまで愛知県警の捜査二課長や兵庫県警の刑事部長などを歴任しました。

8日の会見で近藤本部長は、匿名流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」や来年、開催される全国植樹祭への万全な対応などに力を入れていく考えを示しました。

(愛媛県警・近藤裕行新本部長)
「県民の皆様が不安に思われるような事案を減らすべく、県警察の組織力、機動力等をフルに活かして、臨機応変に各種事案に対応していきたい」

また、こども家庭庁でインターネット利用の環境整備に取り組んだ経験から「SNSのトラブルから子どもたちを守るため、学校や関係機関と連携し、啓発などをさらに充実させたい」と意気込みを語りました。