負債総額はおよそ1億6000万円
また、この男性が勤める会社では、配達を待っていましたが。
男性
「ウソだろって思って」
「(きょう以降は)何も決まっていないです。本当にさっき知ったので」
男性の会社では、およそ8年間高岡総合給食センターの弁当を注文していました。
男性
「(倒産は)寂しいなって」
「健康に気を遣って。バランス良いもの食べたいじゃないですか。お試しでとってみたら美味しかったというのもあったので」
東京商工リサーチによりますと、高岡総合給食センターは2003年3月期には4億円以上の売上高がありましたが、同業他社との競争による受注量の減少と物価高で資金繰りがひっ迫。ことし2月にはノロウイルスによる集団食中毒で営業停止処分を受けたことも影響し事業継続の見通しが立たなくなったということです。負債総額はおよそ1億6000万円です。

高岡総合給食センターの木田勝也理事長は営業や生産管理などを担当していた社員が定年退職したことも倒産のきっかけに挙げ、「原料高と人手不足が同時に押し寄せたこと」と話しました。
そのうえで、トップとしての責任を痛感しているとし、「従業員への給与の支払いなどできる限りの対応をしていきたい」としています。
