連日伝えられているようなロマンス詐欺や投資詐欺などSNS型特殊詐欺の被害、この被害を窓口で立て続けに防ぐ “スーパーな” 女性銀行員に21日、感謝状が贈られました。この銀行支店では、5回目、6回目と立て続けに被害を未然に防ぎ、この日(11月21日)警察から感謝状が贈られました。そこには、顧客の「不審な点」や「言いづらそうな点」を見逃さず、振り込みの目的を丁寧にヒアリングし、疑問に思ったら上司や警察に相談するチーム全体で “財産を守る” 意識がポイントのようです。
滑川警察署で21日、感謝状を受け取ったのは、北陸銀行滑川支店の寺西彩希(24)さんと砂田千里(38)さん、支店長の村中里美(48)さんの3人です。

このうち寺西彩希さんは10月23日に、窓口に訪れた50代の女性から「15万1000円の振り込みをしたい」と尋ねられ、不審に思い理由を聞くと、女性は、「BTS(韓国アイドルグループ)のメンバーとSNSで連絡を取り合うようになり、メンバーと会うために現金を振り込むように言われた」と聞き、疑問に思い詐欺ではないかと上司に相談、振り込みを思いとどまるよう説得し、警察に通報しました。結局、“SNS型ロマンス詐欺”の手口であることが判明し、被害を防ぎました。


寺西さんは「振り込みの内容を言いづらい方も多く未然に詐欺を防ぐことができ、地域貢献に関われたことを嬉しく思います。身近にたくさんの詐欺が潜んでいるので自分自身も注意を払いながらお客様に接していきたい」と話しました。










