企業向けの弁当も合わせると1600食以上に

7日破産を申請したのは、高岡市美幸町にある協同組合、「高岡総合給食センター」です。

1962年の創業以来、高岡市全域と射水・氷見の一部エリアに幼稚園の給食や企業向けの弁当の調理・配達を請け負っていました。

県内の給食業者ではことし4月に富山市内のユニオン・ランチが自己破産しています。

女性の子どもが通う幼稚園では、これまでユニオン・ランチで給食を仕入れていましたが自己破産してからは高岡総合給食センターに切り替えていました。

女性
「一度だけではなく、二度も倒産…ここもダメになったら他にあるの、提供してくれるところあるのっていう不安が」

高岡総合給食センターによりますと、提供していた給食の数は高岡・射水の幼稚園や認定こども園6施設に対し合わせておよそ500食分。企業向けの弁当も合わせると1600食以上に上るということです。

提供先の一つである高岡第一幼稚園では、予定していた給食の代わりに別の業者からパンなどを仕入れて対応したとしています。