富山県内を拠点とする薬物密売グループの主犯格とみられる男の初公判が27日富山地裁で開かれ、被告は起訴内容を認めました。

麻薬取締法違反などの罪に問われているのは、富山市の無職・小沢亜瑠被告(21)です。
起訴状などによりますと小沢被告は少年らと共謀し黒部市の家屋や富山市の倉庫で大麻や覚せい剤、MDMAなどの違法薬物を販売目的で所持したとされています。
捜査関係者によりますと、小沢被告は10代から20代で構成された薬物密売グループのリーダーで薬物の仕入れや密売人への指示を行っていたとみられます。

27日の初公判で小沢被告は「おおむね間違いありません」と起訴内容を認めました。
弁護側は犯罪の事実については争わないとした一方、情状面などで主張を展開する見込みで、今後、小沢被告本人への被告人質問を予定しているとしています。
次回の公判は2026年1月8日に開かれる予定です。










