2024年10月には第三者委員会の調査がスタート。その調査のなかで、職員からは「胸を触られたり腰に手を回されてキスをされたりした」「皆さんが思っている以上に女性職員が古謝市長からセクハラ被害を受けている」などの回答がありました。
▼第三者委員会 赤嶺真也 委員長
「セクハラ行為があったのか、いろんな行為があったと被害者の方々は訴えているんですけれども、基本的に訴えられている行為は、我々としては全部あったと判断している。再発防止、雇用管理上の対応措置としては古謝市長が辞職して、今後南城市の市政に関与しないことが最も有効な方法だろうと考えて提言した」
第三者委員会が出した結論は、就業環境悪化の原因に市長への不信があるとして、再発防止のために市長が市政に関与しないことが有効だとする踏み込んだものでした。
これに対し古謝市長は…。
▼古謝景春 南城市長
「辞職の提言を受け、大変驚いており、調査の一環として実施された私への聴取内容が、公平に扱われなかったことは大変残念であります。辞職については考えておらず、来年2月の任期満了まで職務を全うする所存でございます」
これまで市長への不信任案は、三度提出されていますがすべて否決されました。