誰でも機織り体験ができる

体験した照屋リポーター

紅型染めの体験教室も開いています。首里織の工房では、職人たちの作業風景を見ることができ、好みの糸の色を選んで機織り体験もできます。

照屋貴奈リポーターも機織りを体験、講師の方に、足を踏みかえるタイミングなどを教わりました。通常の体験では、1時間で10センチほど織ることができるそうです。

首里織の検査員 普久原裕子さん
「検査項目があって。重さを量ったりもするんですけど。幅と長さ、密度。後は目とびがないかをみます」

職人の作品には厳しいチェックがあり、検査員が模様や染むらなどを1点ずつ検査します。合格品には、県や組合の証紙が貼られます。

首里染織館suikara・安里和雄社長
「昔は徒弟制度で工房で技術を学んでいたが、今は(若手育成の)システムが出来て、大分指導には力が入って、染織を一生懸命頑張っているところですね」

首里当蔵を訪ねると、染織の伝統技術を学び、次世代へつなぐ場所がありました。機織り体験は、子どもでも身長140センチ以上あれば体験可能です。夏休み期間中は、子ども向けの企画も開催しています。