幼い頃からの好きが高じて、現在、「微生物がゴミを分解するときに出る電気を貯めて活用する」ための研究に取り組む中学3年生の男子がいます。幼いころから自然が大好き、自宅に研究室を作ってしまうほどの科学少年の情熱を追いました。

幼少期からハマった科学 自然の研究に熱中の中学3年生 

大城輝真さん
「もう1匹奥にいるのがけっこう食べるんですけど、最初は虫が好きで、そこから色々と興味とか持って、今は屋上に上がって空とか」

母 智里さん
「台風で洗濯できないのに、3回も4回もびしょ濡れになって、もう着替えないからねみたいな感じ。笑」

生き物や植物、そして空や気象も。とにかく自然が大好きな琉大付属中学校3年生の大城輝真さん。今ある環境を守るため、沖縄から未来を変えようと、研究に取り組む、科学少年です。

大城輝真さん「有名にならなくていいし、別にお金持ちにもならなくてもいいから、自然とか守っていきたいなって。多分ずっと虫捕まえたりしてると思います。網を持ってヤンバルまで行ったりとか」

輝真くんが初めて科学に興味を持ったのは、幼稚園の頃。
お母さんと一緒に、カフェ目的で訪れた沖縄科学技術大学院大学で、展示されていたアリの写真にくぎ付けに。

以来、虫を追いかける毎日が始まりました。

科学に見せられた輝真くんは小学4年生の頃、およそ10倍の倍率を勝ち抜き東京大学が主催する異才発掘プロジェクトに参加。その後、琉球大学の次世代人材育成事業『琉大ハカセ塾』にも選抜され、大好きな自然の研究に取り組んできました。

そんな輝真くんの自宅には、家族の寝室を改良した、自作の研究室が。