■「埋葬の選択肢の1つになれば安心が増えるのでは」

墓にとらわれない埋葬方法が浸透しつつある中、厚生労働省は2021年、墓地や埋葬などに関する研究会がまとめた散骨のガイドラインをホームページ上に公表。公的な位置づけも少しづずつ進んでいます。


まるっと終活大分支援協会では、関係機関に届け出た上で海洋散骨を実施しています。花も一緒に流し、丁寧に見送ります。

(まるっと終活大分支援協会・木原寛代表)「お墓の面倒をみてくれる人がいないっていう人は案外多くて、そういった方々は(お墓が)重しになっていた海洋散骨であれば海がお墓になるので、埋葬の選択肢の中の1つになるっていうことは安心が増えるのではないか」


墓を未来に残さない海洋散骨。価値観の多様化に合わせて埋葬方法の選択肢が広がりつつあります。