投票はするものだと思っている。だから、毎回行っている

去年の衆院選の投票率が86%を超えた諸塚村。
なぜ、投票率がここまで高いのか、住民に聞いてみると…
(80代女性)
「選挙(投票)はするものだと思っている。だから、毎回行っている」

(70代女性)
「不便なところだから、少しでも力をもらおうというところがあるかもしれない」(70代男性)
「高齢化で今後どうなるか。みんなよく行きますね」
一方、数年前から単身赴任で村に来ているという男性は。
(40代男性)
「小さいコミュニティの中での一票の重みがあると思うので、そこで投票して変わることがあればと思って投票した」

村民にとって投票するということは当たり前のこと。そして、一票の重みも感じているようです。
村も投票率アップに向けた取り組みを行っています。
(防災行政無線)
「参議院議員通常選挙の期日前投票を受け付けています。みなさまの積極的なご利用をお願いします」
選挙期間中には、週に3日、朝と夕方に防災行政無線で投票を呼びかけています。

(諸塚村役場総務政策課 甲斐一喜課長)
「地区で相互扶助が非常に深いので、隣の高齢の方に声かけを常にしていて、『投票所に行こうか』という感じで誘っている。この投票率をキープしたいと思っている」
