23日に行われた「プロ野球ドラフト会議」で3人の宮崎県関係選手が、見事、指名を受けました。
興奮と感動に包まれた運命の1日を振り返ります。
プロ入りを目指す選手にとっての運命の日「プロ野球ドラフト会議」。
今年も数々のドラマが生まれました。
オリックス1位指名 延岡学園・藤川敦也投手
高校で恩師たちや家族とともに吉報を待ったのは、延岡学園の藤川敦也投手。

(延岡学園 藤川敦也投手)
「緊張している。もちろん1位(指名)がうれしいです」
小学4年生の時、幼いころから野球を教えてくれていた父・真一さんを病気で亡くした藤川投手。
父の教えを胸に九州ナンバーワン右腕と言われるまでに成長しました。

そして、運命の時が訪れます。
(会場 指名のアナウンス)「オリックス、藤川敦也投手」
(中継の実況)「高校生です。延岡学園高校の藤川投手を指名しました」
入団を希望していたオリックスから見事、1位指名を受けました。
(オリックスから1位指名 藤川敦也投手)
「支えてくれた人がたくさんいたので、まずその方たちにいい恩返しができたなと思います。この18年間、自分が野球をするために、自分に合わせて生活してくれたので(母に)ありがとうと言いたいです」


(母・七恵さん)
「うれしいです。(夫・真一さんは)この場にいてくれたらいいなって見たかっただろうな思います。(敦也が)頑張ったよって、頑張ったね、よかったねと言いたいです」

(延岡学園 石田敏英監督)「おめでとう。頑張れ(握手)」
(藤川投手)「ありがとうございます」

別の部屋で見守っていた仲間たちも喜びを爆発させました。
(小学校からバッテリーを組む・延岡学園 牛島虎太郎選手)
「(涙ながらに)最高です」


(藤川投手を迎え入れる仲間たち)「ハッピーバースデー敦也♪」
この日、18歳の誕生日だった藤川投手。
1位指名と誕生日の2つの祝福を受け、何度も宙に舞いました。

(藤川投手)
「ぼくの伸びのあるストレート、Checkしてください!」











