アメリカの通商代表部は、第1次トランプ政権が中国と結んだ「第1段階」貿易合意の履行状況の調査を始めると発表しました。
USTR=アメリカ通商代表部は24日、第1次トランプ政権下の2020年に中国と結んだ「第1段階」貿易合意をめぐり、中国の履行状況の調査を始めると発表しました。
この合意には、中国がアメリカからの農産品や工業品などの輸入を増やす代わりに、アメリカが制裁関税の一部を引き下げることなどが盛り込まれています。
今回の調査は不公正な貿易慣行への制裁を定めた通商法301条に基づく措置で、通商代表部は「アメリカ国民の利益のために中国との互恵的な貿易関係を確立するというトランプ政権の決意を強調するものだ」としています。
今回の調査で、中国側の履行状況を不十分と判断した場合、新たな関税導入につながる可能性もあり、30日に予定されている米中首脳会談を前に、中国側をけん制する狙いがあるとみられます。
注目の記事
「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】









