71年の歴史の中でも27人しかいない最高位「審査技術十段」

こうした中、宮崎のお茶をPRするのに心強い人材が誕生しました。

JA宮崎経済連の長渡淳史さんです。

長渡さんは、今年9月に大阪で開かれた茶の品質などを見極める力を審査する「全国茶審査技術競技大会」で、最高位の十段を取得。

十段は、71年の歴史がある大会の中でも27人しかいない、茶に携わる人たちの中で最も権威のある称号です。

県内で生産された茶葉を3グラムずつ並べたものですが・・・

(JA宮崎経済連 長渡淳史さん)
「それぞれ品種が違うんですよ。(大会では)こういうのを何の品種かというのを当てていったりします。分かりますか?」
(記者)
「全部一緒に見える・・・」

大会には、お茶を飲んで品種や産地を特定する競技、そして、お茶を飲まずに茶葉の形状や香りの特徴だけで収穫時期や産地を見極める競技があります。