高市前経済安全保障担当大臣が、来週告示の自民党総裁選に出馬する意向を明らかにしました。

高市早苗 前経済安保担当大臣(64)
「私 高市早苗は来たる自由民主党総裁選挙に立候補する決意を固め、あす、政策の記者会見を開かせていただきます」

高市氏はこのように述べたうえで、「いま必要なのは暮らしや未来への不安を、夢や希望に変える政治だ」と訴えました。さらに、「総裁選挙で候補者で討論をする中で今、自民党が何をやりたいのか、自民党が何を目指す政党なのか、しっかりと訴えができる素晴らしい機会だ。精一杯私がベストだと思う政策を訴えてまいりたい」と決意を示しました。

これに先立ち高市氏は、党の実力者、麻生最高顧問と面会しました。

麻生氏は前回の総裁選の決選投票で高市氏を支持していて、高市氏は記者団に「(麻生氏に)前回もお世話になった。私としてのご挨拶、決意をお伝えした」と明らかにしています。

林官房長官も午後2時から会見し、自らの政策を発表する予定で、来週22日告示の総裁選は茂木氏と小林氏、林氏、高市氏、そして小泉氏の事実上、この5人で争う構図が固まりました。