国土交通省は埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故を受けて実施した全国の下水道管の調査結果を公表しました。
宮崎県内では、宮崎市の3.76キロで速やかな対策が必要だということです。
国土交通省が下水道管の腐食が起こりやすい場所などで優先的に行った調査結果によりますと、原則1年以内に対策が必要な下水道管は、35の都道府県でおよそ72キロメートルにのぼるということです。
この中には、宮崎市の中心部や宮崎空港付近などおよそ3.76キロの下水道管が含まれています。
結果を受けて、宮崎市上下水道局は「今回の下水道管がただちに陥没につながる腐食や破損ではない」としたうえで、「速やかに修復作業に取り掛かりたい」としています。