15日の「敬老の日」を前に、宮崎市では、清山市長が今年100歳を迎えた女性にお祝いの品を贈りました。

宮崎市で長男夫婦と暮らす下登トシさん。大正14年1925年5月3日生まれの御年100歳です。

12日は清山市長が自宅を訪れ、100歳の記念品を贈りました。

近所を散歩し、デイサービスで覚えた体操をするのが日課だという下登さん。
食生活について市長が尋ねると・・・

(清山市長)
「食事も召し上がりますか?」
(下登トシさん)
「はい、おいしくいただいています」
(清山市長)
「歯もしっかりしてますね」
(下登トシさん)
「歯は自分の歯です。自分で食べられるとおいしいですがね。自分の歯でね」

下登さんは、好き嫌いもなく、1日3食、長男夫婦と同じものを食べるということです。

子ども2人、孫5人、ひ孫5人に恵まれた下登さんに100歳を迎えた感想を聞きました。

(下登トシさん)
「知らん間に100歳になってました。分からん間に。早いですよ。元気で生かせていただきたいです。それだけ」

(長男・義克さん)
「なんでも自分である程度できますので、それが一番だと思います、家族にとっても。母ですので、一日でも長く長生きしてもらえれば」

県によりますと、県内の100歳以上の高齢者は、今月15日時点で男性が128人、女性が1097人で、あわせて1225人いるということです。

【参考】
下登さんの好きな食べ物は、魚と野菜だそうです。

宮崎県内の100歳以上の高齢者の人数に注目します。

県内の100歳以上の高齢者は、2005年は367人、2015年は813人でした。
そして、今年は1225人とこの20年で3倍以上に増えており、100歳以上の高齢者の数は、毎年最多を更新しています。
いつまでも元気で長生きしてください。