第三の候補「体の下に敷く」とは

布団と毛布の順番について顧客からも質問を受けることが「割とよくある」と話す武蔵さん。寝室の状況や環境によっては、毛布を「掛布団の上」ではなく、「敷布団の上」、つまり体の下に敷くことを勧めることもあります。

背中から冷えが来る場合は「体の下に敷く」

石田屋・武蔵綾商品部長「ものによっては、背中から冷えが来ている場合もあるので、掛け布団の上にかけるよりも、体の下に敷いた方が体感的に暖かいこともあります。その人の動き、家の環境、部屋の環境にも由来するというか」

例えば、床が冷えている部屋や就寝時に部屋が冷えているような寝室だと床から冷気が伝わってくるため敷き毛布で遮ることも有効です。

毛布の材質も重要な要素

石田屋・武蔵綾商品部長「注意点もありまして、やっぱり肌に直接触れるものなので、相性があるんです。なので肌触りが良いもので、天然素材で、なおかつ布団との相性で、あまり布団の中で滑らないものが良いかなと思います」

武蔵さんは今使っている布団が本当に自分に合っているのか専門家に一度相談することが安眠につながるとしています。