きのう、台風15号が通過した静岡県内では、突風による被害が相次ぎ、けさから復旧作業が進んでいます。被災地には気象台の職員が入り、突風の調査を始めました。
記者
「電柱がなぎ倒されたこちらの現場では、クレーンにより、一斉に復旧作業が進められています」
気象台などによりますと、きのう午後、牧之原市や吉田町など、各地で突風とみられる被害が発生しました。731棟の住宅や施設が被害を受けた牧之原市では、最高気温が30℃を超える中、住民たちが片付けに追われました。
被害に遭った住民
「雨が降ってないだけ良いかなと思って。やるしかないですよね」
静波海水浴場の駐車場には、災害ごみの仮置き場が設置され、家財道具などが次々持ち込まれました。
昼前からは、静岡地方気象台の職員が現地調査を始め、突風の強さや風向きなどを詳しく調べました。
静岡地方気象台 平松修一 次長
「想像以上にひどい状態に驚いている。突風がいくつかに分かれて発生したものと思われるが、その辺りは今後の調査でもっとはっきり分かると思います」
牧之原市役所では、り災証明書などの申請が始まり、携帯電話の充電スポットは多くの人が利用していました。
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