自民党の“総裁選前倒し”をめぐり、この週末、地方組織の意見集約がヤマ場を迎えています。

“総裁選の前倒し”には、国会議員と都道府県連の過半数=合わせて172人の要求が必要です。

JNNのまとめによりますと、▼東京や青森など17の都道県連が賛成する方針を決定し、▼山形と新潟の2県が賛成する方向で調整を進めています。▼鳥取や鹿児島など8県は実施を求めないということです。

また、千葉県は県連会長に対応を一任しました。

自民党千葉県連 齋藤健 会長(前経産大臣)
「自民党の混乱を防ぐためには、ご本人に判断をしていただくのが一番いい。まず辞めてほしいと、自ら。それができない時はその時判断します」

石破総理もきのう、岩屋外務大臣らと会談し、党内情勢などについて意見を交わしたものとみられ、あさっての書面提出に向けて党内の動きがさらに激しくなっています。