秋の訪れとともに、高校野球は来年春の選抜大会の出場につながる各都道府県での大会が行われ、それぞれの学校では新チームが始動している。

そんな中、石川県では球児たちを春夏通じて甲子園に11度導いた名将が3年ぶりにユニフォームを着ることになった。

3校目のユニフォームに袖を通した「名将」は、新たな境地で選手たちに向き合っている。

金沢市にある金沢龍谷高校。甲子園出場はないものの、夏の石川大会では決勝進出の実績もあるチームだ。

この夏は3回戦で星稜に敗れ新チームが始動することになったが、波乱の船出となった。