「復興の応援の仕方というのは絶対ある」
なすびさん「マイナスをゼロにして、ゼロから少しずつまた元に戻ると。プラスアルファという段階は、これからだと思う。過疎や高齢化が進むなか、これだけ若い人や県外の人たちが、ボランティアとして来てくれるってことは、魅力をうまく発信していけばプラスアルファが出来るのではないか。その可能性を感じて何かできることはないかなって思う人はいる」

能登半島地震から半年以上が経ち、関心を持つ人が少なくなるなか、現地でのボランティア活動に限らず、現地の食材や工芸品などいわゆる「買って応援」といった出来る範囲での支援が大切です。
なすびさん「遅い早いとか、状況に応じてあるとは思うが、思い立った時に行動を起こすことで何か見えてくるものが変わってくるかなと。思っていることがいつか形になる。僕は復旧とか復興していく様子を長い目で見ていきたい。復興の応援の仕方というのは絶対ある」

なすびさんは、現地で被災者と接しながら、忘れられることへの怖さを感じているようだと考えています。