北陸放送は、開局75周年の節目となる2027年度のMROラジオの分社化に向けて、2026年4月1日にその準備会社を設立する予定です。
分社化は、ラジオ事業での新たなビジネスへの挑戦が目的となります。
9日に北陸放送で行われた取締役会で、2027年4月1日からラジオ事業を独立した会社にする方針と、そのための準備会社を2026年4月1日に設立することが決議されました。
新たな準備会社「株式会社MROラジオ」は、資本金1000万円で、北陸放送の島田喜広社長が代表取締役社長を兼務し、北陸放送が100%出資してラジオ事業を承継する計画です。
北陸放送は、1952年に日本海側で最初の民間放送局としてラジオ放送を始めました。

1974年から約24年間に渡って放送された「日本列島ここが真ん中」など数多くの番組で親しまれ、「竜香の人生相談」は53年続く長寿番組となっています。
MROラジオの分社化は、時代の変化に対してこれまでより柔軟に対応することで、魅力的な番組や新たなビジネスを生み出し、ラジオ事業を継続・発展させることが主な目的です。

北陸放送は、開局75周年の節目にあたる2027年からテレビとラジオが別会社として新たな歩みを始めます。











