「ちゃんと肌で感じるために足を運ぶ」…変わる災害ボランティアのニーズ

能登半島地震の発生から時間が過ぎたことで報道が少なくなるなか、7か月が過ぎても「自分の肌で感じたい」と被災地でのボランティア活動を続けています。

2泊3日のボランティア活動で持参した荷物

なすびさん「自分で情報を取りに行かないと、今、能登がどういう状況なのか、なかなか見えづらい状況に確実になっている。それを僕は、ちゃんと肌で感じるために現地に足を運ぶ。街並みが大きく復興しているかというと、決してそうではない。仮設住宅に皆さん入居されてとか、生活基盤がある程度整ってきている部分はあると思うんですけども、大きく復旧から復興へと進んだというのを目で見て感じることはまだ難しい」

なすびさんが持参した荷物

なすびさんは、復旧が進むにつれて家財道具の運び出しから仮設住宅への引っ越しの手伝いが増えるなど災害ボランティアのニーズも少しずつ変化していると話します。

さらに、東日本大震災をはじめどの被災地でも恐れているのが「忘れられること」と訴えます。