能登半島地震で被害を受けた石川県・奥能登の酒蔵では、別の蔵を借りての酒造りが始まっています。小松市の酒蔵では輪島市の造り酒屋がそれぞれの杜氏同士が手を取り合って新たな取り組みをスタートさせました。
小松市の東酒造で酒づくりに励む輪島市・中島酒造店の中島遼太郎さん。22日に発売された新酒の出荷に向けた準備が進められていました。一枚ずつ手作業でラベルを貼る遼太郎さん。

能登半島地震で蔵が被災し、小松市の酒蔵で設備を借りながら再起を目指してきました。
東酒造・東祐輔 社長「かっこいいな、形」
中島遼太郎さん「この瓶の形に惚れました」

瓶もラベルも自ら選んで作った中島ブランドの酒。きっかけは、震災から半月ほど経った時の出来事でした。