■ウクライナ侵攻後 初外国訪問か
井上キャスター:
このウクライナ情勢でアメリカは武器が売れる。そしてウクライナ情勢を少し利用する形で主導権を握りたいという国も現れます。
一つ言われているのはトルコです。プーチン大統領がトルコに訪問する最終的な準備が進められているようです。トルコといえば、
▼フィンランドとスウェーデンのNATO加盟に反対の立場
▼ロシアとウクライナの停戦交渉の仲介に積極的
そこにロシアのプーチン大統領は訪問し、どんな話になるのかというところです。

ホランキャスター:
トルコとしてはNATO側に立つことも可能だと思いますし、ロシアとウクライナを繋ぐ仲介役という側に立つことも可能だと思いますが、どのような計画を立てていると思われますか?
廣瀬教授:
トルコはここを外交カードとするべく、ロシアと欧米の双方に対してトルコが得をする形で交渉を導いていくのではないかと思います。また、ウクライナから穀物などが輸出できない食糧問題があるわけですが、その交渉のカギを握っているのもトルコなので、食糧問題ということも一つの話題になってくるのではないかと思います。