■西日本豪雨で肱川が氾濫

4年前の西日本豪雨では、肱川が氾濫し、西予市や大洲市に大きな被害をもたらしました。

2018年7月に発生した西日本豪雨

近年、全国各地で大雨による災害が相次ぐ中、国は、堤防やダムに加えて、地域全体で水害を減らす「流域治水」の取り組みを進めています。

地元で40年以上農家を営む宇都宮悟さんは、西日本豪雨で近くの田んぼが浸水するのを目の当たりにしたことから、実証実験に協力しました。

(農家 宇都宮 悟さん)
「水が肱川へ流れ込む時間が少しでも遅くできれば、一気に水が流れていくことは無くなるのではないか」