ゲリラ豪雨で、マンホールから水が噴き出し、道路や駅が冠水。都市部で想定以上の大雨が降ったとき、私たちはどうすればいいのでしょうか。
都内でも地下鉄の駅や道路が冠水

台風や前線などの影響で、短時間で激しい雨となった場合、都市部では「内水氾濫」が心配されます。
内水氾濫とは、市街地に降った雨に、排水が追いつかず浸水してしまう現象です。
内水氾濫の被害は深刻で、国交省の「水害統計調査」(2013年~2022年までの10年間の合計)によると、都内では河川の氾濫などが約21%(約159億円)、内水氾濫は約79%(約585億円)となっています。

2024年8月21日、東京・港区付近で1時間雨量(午後7時まで)約100ミリを観測しました。記録的短時間大雨情報も出され、▼マンホールから水が噴き出す、▼道路や地下鉄が冠水するなど、都内各地で内水氾濫が起こりました。