▼たとえ1%未満の評価でも「震度7」の可能性

数字を見る際に最も注意が必要なのは、「確率が低い=安全」ではないという点です。たとえ「Zランク」であっても、活断層が存在する以上、大きな地震が発生する可能性があります。

「長期評価による地震発生確率」を評価している、政府の地震調査委員会の委員で、京都大学防災研究所の西村卓也教授は「数字の低さに油断してはいけない」と指摘します。

(京都大学防災研究所・西村卓也教授)
「基本的には、内陸の地震はどれも低いということを前提条件として見ていただきたくて。1%だから『確率が低い』と捉えてはいけないものだと思います」

実際、最大震度7が観測された1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では、発生前に公表されていた確率は0.02%〜8%、2016年の熊本地震に至っては、ほぼ0%〜0.9%とされていました。

そして、日本国内には約2,000を超える活断層があるとされ、地下に隠れたままの「未発見の断層」の可能性も否定できません。

「地図に載っていないから大丈夫」という油断は禁物です。