▼『3%以上』同じSランクで確率が同じに見えても…

地震発生確率は、前回の活動からの経過時間などに基づき、統計モデルを用いて算出されています。主に採用されている時間依存モデルでは、想定した次の地震が起きない限り、年数の経過に伴って発生確率が高くなります。

一部の断層では、時間の経過に関わらず一定の確率で発生すると仮定する計算式も用いられている他、活断層の活動間隔は数千年単位と長いため、1年単位での数値変化は小さく見えます。

そのうえで、時間依存モデルで評価している断層帯では、一般に「昨年より今年の方が、発生確率は高まっている」と言えます。

そこで、地震調査委員会は、地震発生確率が低く捉えられるおそれがあることから、確率に基づくランク分けを導入しています。

30年以内の地震発生確率に基づく主要な活断層のランク分けは、以下の通りです。
▼Sランク: 3%以上
▼Aランク: 0.1%以上3%未満
▼Zランク: 0.1%未満
▼Xランク: 不明