新文書が示す自民党との密接な関係
「TM特別報告」には、他にも自民党と旧統一教会との密接な関係を示す記述がある。

旧統一教会元会長の徳野英治氏は2021年10月の衆議院選挙の後、こう報告している。
徳野英治元会長の報告より
「私たちが応援した国会議員の総数が自民党だけで290人にのぼります」
2019年7月の参議院選挙の前にも、安倍総理と自民党本部で面会し、会うのは6回目と書かれている。
徳野英治元会長の報告より
「組織をあげて戦っていると伝えました。それについてとても喜び、安心したようでした」
高市総理の名前は32回出てくる。
徳野英治元会長の報告より
「高市早苗氏が総裁に選ばれることが天の願いであると考えられます」
徳野元会長は、TM特別報告について自身のSNSで、「元世界本部長に送った報告が含まれているのは事実」と認めた。
だが、「韓総裁を励ますことを目的として書いた極めて私的なもの」で、「個人的意見や希望的予測なども多く含まれている」と説明。

応援した国会議員の総数が、自民党だけで290人と報告したことについては、誇張があったとしている。
一方、高市総理は事務所を通じ、次のように回答した。
高市総理の事務所
「『TM特別報告」なる文書には接していませんが、報道によると、私自身に関する記載は明らかに誤っていると認識しています。党としては未来に向かって、当該団体と関係を持たないことを徹底することが大切で、今後もこの方針を堅持して参ります」
旧統一教会の問題を長年取材するジャーナリストの鈴木エイト氏は、「資料の信憑性は高い」とみる。

ジャーナリスト 鈴木エイト氏
「これまで色々調査してきたもの、そこで得た情報と、かなり合致をしていく。当然誇張なり、そういうのは多少あるかもしれませんけど、大元の事実ベースに関しては、かなり信憑性は高いと思っています」
日下部正樹キャスター:
「文章の重要性をどう見ますか」
ジャーナリスト 鈴木エイト氏
「教団の内部資料が一気に出てきたことはこれまでなかった。韓国でやはり政界と教団の関係にメスが入ったことによって出てきた」
「教団による政界工作、特に日本もそうですが、世界復帰、国家復帰。その国を完全に統一教会式の国にしてしまおうという。そんな団体と、特に自民党政権は付き合ってきたのかという衝撃がある」
「TM特別報告」の存在を知り、更なる調査を求める人がいる。














