きょう、宮城県気仙沼市では、行方不明者の捜索がおよそ5年ぶりに行われました。

あの日から15年。震災が発生した午後2時46分、各地で黙祷が捧げられました。

きょう行われた行方不明者の捜索。

「15年で節目と言われますけど」

母親に連れられてきたというのは、“震災を経験をしていない世代”でした。

けさ、被災地では、海に向かって手を合わせる人の姿がありました。

「きょうもまた普通に綺麗だなって。あんなことがあったと思えないぐらい、普通の感じの海だなと思いながら見てました」

慰霊碑に花を供えた男性は…

「我々遺族は15年前の悲惨な現状を見て、それが今ずっと頭の中にあって、それだけがやっぱり変わらず残っていますね」

15年前、宮城県気仙沼市を襲った巨大津波。街中に大きな漁船が打ち上げられました。海からの距離は600メートルほど。その後、震災のシンボルは解体され、周辺は整備されていきました。

震災から15年となったきょう。気仙沼市の海岸でおよそ5年ぶりに行われたのが、行方不明者の捜索活動。“捜索のきっかけ”となった出来事がありました。

気仙沼復興協会 福岡麻子さん
「去年、山田町(岩手県)の遺骨が戻ったということで、もう今しかないなと思って、今年やりました」

去年10月、行方不明になっていた当時6歳、山根捺星さんの骨の一部が本人の物と判明。遺族に渡されました。

山根捺星さんの母親
「14年経ってやっと手元に戻ってきたという喜びも半分ですけど、こんな形という寂しさも半分です」

行方不明者は去年から1人減って2519人に。

捜索活動に愛知県から母親の付き添いで来たというのが11歳、“震災を経験していない世代”でした。

愛知から来た11歳
「(Q.3月11日にはどんな思いが)15年で節目と言われますけど、やっぱり復興してないところもあるし、まだ行方不明で骨が見つかっていない方もいるから、こういうボランティアとかには参加したりして貢献したいなと思っています」

今後、震災はどのように語り継がれていくのでしょうか。