▼無所属 新人 納藤保さん(44)

(納藤保氏)
 「みなさん、きょうは朝早くからこんなに寒い中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。私、納藤保は、大阪府選挙管理委員会の方に届け出を提出させていただきまして、大阪府知事選挙に出馬させていただきました。出馬させていただいた理由としましては、『命ファースト』ということを掲げて、その理念をもとに、大阪府知事になって、公約を達成したいと考えております」

―――命ファーストとありますが、具体的に有権者に訴えたいことは何か教えてください。

 「20年間ボランティア活動をやってまいりました。台風の被害であったり、豪雨災害や地震の被害にあった地域に直接行き、その中で見てきた経験をこの府政のシステムに落とし込んでいけたらいいなと思っています」

―――都構想についてどのようにお考えですか。

 「都構想につきましては、合理化、二重行政の撤廃、コスト削減という部分で合理化されるのであれば『あり』だと思っております。『あり』だと思っておりますが、その中で住民のみなさんに不便なこと、例えば僕の家の近くのスーパーですと、レジがセルフレジになってしまい、お年寄りの方が使い方が分からなくて困っている。ガソリンスタンドでも、いままで給油していただいていたのが、自分でこんな寒い中、お年寄りの方がセルフで入れなければいけない。会社としてはコストカットになって、人員も減って合理化はできていると思いますが、実際に使用される方にとって不便なことが起きるようであれば、解消していただきたいなと思っております。都構想で4分割になることによって、いままで通っていた区役所が少し遠くなってしまう。それも一つの不便だと思います。そういったことを解消していただけるのであれば、都構想に関しては『あり』なことだと思っております。反対という意見を僕が聞いている中では『何かよくわからない』、『もやっとする』という意見がほとんどなので、そこのもやっとする部分を解消してあげることができるのであれば、いいのではないかなと思っております」

―――あとは具体的な政策として訴えたいことで、現職とは違う点などあれば。

 「政策としては、『命ファースト』を念頭において、防災・減災というところを訴えていきたいと思います。必ず30年以内に起こると言われている南海トラフ地震が、30年後ではなく、いまこの瞬間に起こるかもしれないということで、第一優先が南海トラフの対策。具体的には、淡路島と和歌山県の友ヶ島に防潮堤を整備したり、和歌山に防潮堤や津波対策のバリケードを設置する政策を、大阪府だけでは難しいと思うので、国と連携しながらやっていけたらなというのがまず第一にやりたいことです」

―――そのため、この選挙戦をどのように戦っていきたいですか。

 「元々戦うというよりかは、長年やってきた全日本ボランティア連盟として、街の中でしなければいけないこと、そういった提言がいっぱいあるので、そういったことを訴えかけて、府民のみなさんに『そういう問題があるのか』という問題意識のきっかけになっていただければいいなと思います」

 「いま今すぐにしなければいけない命を守るというところを、府政の中で整備していけたらいいなと思い出馬しております」

―――選挙戦の準備はどうなっていますか。

 「まだビラやポスター、のぼりとか全く間に合っていないんですが、街頭演説に加え、YouTube、SNSと使いまして、いろいろな提言をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします」

―――本日(22日)の予定に関してはどうですか。

 「この後、政見放送の収録の予定があると聞いているので、その時間を確認して、それで動きたいなと思っております」

 「あと一つだけいいですか?取材していただき、ニュースで取り上げていただいた中で、コメントを拝見していたんですが、『無投票にしておけば選挙予算を使わなくてよかったのに』という意見が多かったんですね。これに関しては吉村氏は今回の府知事選で23億3000万かかるというふうにおっしゃっています、僕も迷惑をかけたくないので、資料を選挙管理委員会に取りに行ったときに『このまま誰も出なかったら費用はかからないんですか?』と聞きました。すると「誰が出ようと、もういろんな備品の発注は進んでしまっているので、23億3000万はかかってしまう」と。吉村氏が無投票であろうが、僕が出ようが、誰が出ようが、かかる金額は一緒ということをお聞きしましたので。それならば迷惑はかからないなと思い、出馬させていただきました」

 「会社経営をしている目線で言うと、誰が出るかも分からない選挙の備品をすでに発注済みというところが、おかしいなと感じました。誰が悪いというわけでもなく、おそらくそういった制度が存在することがおかしいのではないかと、一般目線で感じました」

 「全日本ボランティア連盟でミーティングしている中で、女性のスタッフからいろいろ提言が上がってきている中で、女性の「生理の貧困」というのがやはり現実的に相当あるということです。生理用品をいま、全国の子ども食堂に対して寄付という形で配っていく作業をしているんですが、これも吉村氏や大阪府に提言して、例えば18歳以下のお子さんに関しては無償化など、そういった提言もしていきたいなと思っております」

―――出直し選自体についてはどう思われますか。

 「そういう制度があるのが不思議というか…普通の会社であれば1ヶ月前、3ヶ月前に辞職届けを出すというのが当たり前のルールだと思うんですが、ある日突然『辞めます』と言って、それを受理されて、選挙しますというサイクルが。どうも一般では考えられないなと思いましたので、選挙戦ではそういったこともお伝えしていきたいなと思っています」

―――ボランティアであったり会社を経営しているという経験から、大阪府の行政でこういうふうに変えたい、この経験を活かしてこういうふうにしたいというような思いがあれば。

 「変えなければならない箇所が、会社目線で見たときにあるんだろうなというふうにはすごく感じているので、そこを一つ一つ見ていきたいなと思っています」

―――どういった形、言葉で伝えますか?

 「一般人目線でやっていきたいなと思っています」