▼諸派 新人 大西恒樹さん(61)

(大西恒樹氏)
 「今回僕が出ることに関して、無投票で済めば23億円無駄にならなかったという話が多いですが、その23億円のお金というのはみなさんのところに流れていきます。大阪府のような黒字の自治体がそれを削っていくと、みなさんのところに流れていくお金が減っていくんですよ」

 「大事なことは何をするかですね。その23億円を使って選挙なんて、もしみなさんがくだらないものだと思っているんだったら無駄遣いです。でも大事なことは、この23億円をかけた選挙が本当に後々の子どもたちのためになるかどうかです」

 「財政金融の基本的な考え方、国ごと間違っています。だからそれをまず大阪府民の方にちゃんと理解することによって、この経済効果、その効果というのは23億円どころか何十兆とか何百兆というとんでもない数字になってきます。それをみなさんに、まずみんなに知ってほしくて今回出ました」

 「今回のこの府知事選、僕はなかなか準備が足りてなくて、そんなに街宣とかまだできないかもしれません。でも今ネットがありますよね。ネットでなるべく分かりやすいように、この財政金融の基礎、これをみなさんにしっかりと伝えていきたいと思います。知っていただければ、多分目から鱗がどんどん落ちると思います。そうすると大阪府政どころか国政が劇的に変わるんですよ。なので是非みなさんには、この大西恒樹、知らないかもしれませんが、是非ちょっと知っていただいて、ネットで調べていただければ今までいっぱい作った動画も出ています。今まで国政選挙は4回出ていますから街宣についてのいろんな動画も出てきます。それを見ていただいて、どんなやつなのか、どんな考え方をしているのか。必ずしも当選しないとしても、したとしても、この考えを知ることがどれだけ日本全体、世界にとって大きなことになるのかというのをちゃんと理解した上で、まずは知っていただきたいと思います。その上で選んでいただきたいと思います。よろしくお願いします」

―――今回出馬する理由についてお聞かせください。

 「無投票だと税金がなしで済むとか言っていますけども、やはりこれだけの大規模な自治体において、その長が無投票で選ばれるということ自体が、やはりやり方として本当にフェアではないと思ったので。まずはその対抗馬として、特に都構想に対して、これで勝てば、相手が誰だろうが勝てば民意を得たという風にするのでしょうけど、そこに対して全然違う角度から論戦を挑むために出馬しています」

 「そもそも都構想のベースにあるのは、もちろん二重行政などもありますが、例えばコストカットということがあるわけです。でも黒字の自治体がコストをカットすることは、その分みなさんのところにお金が回らなくなるんですよ。それが本当にいいことなのかどうなのかという根本的なところをみなさんに問いたいがために今回府知事選に出馬しています」

―――どのようなことを訴えていくのでしょうか。

 「まずはそもそも都構想に対して、NOという立場を貫きます。それから大阪・関西万博に関して、これが成功だったというような言われ方があります。事業費において確かに黒字かもしれません。でもそれをやるのにあたって、全部含めるとたぶん13兆円ほどインフラ投資しているんですよ。これが本当に一過性の投資で、目先のGDP上げたりと、お金は動いたかもしれませんが、これは子どもたち、孫の代まで本当に必要なものを使ったのか。そこに人の時間と労力が使われたのかどうかという根本の本質の、そして哲学のところを問いたいと思っているので、そういったことを伝えていきたいと僕は思っています」

―――万博について、大阪の長期的な経済に波及しないということでしょうか

 「目先のお金は動きますけど、今まではずっとインフラ投資で日本は成長してきたんですよ。例えば東京オリンピック、それから前の大阪万博。そのとき作ったもの、例えば新幹線とか首都高は未だに現役ですよね。そこで作られたものがどれだけ市民の生活の底上げになるか、どれだけ人々の時間と労力の短縮とか、そういう大事な使われ方をするかってことが大事なんですが、そういうふうに考えられているとはあまり思えない。大阪府全体で考えるべきことなのに、万博というイベントをすることによって、そこをテコに確かに投資はしました。でもこの投資そのものが万博なくてもやるべきだった投資なのかどうなのかというところが一番問われるところだと思います」

―――一番の問題点について教えてください。

 「基本的には大阪市という結構大きな財政規模を持っているんですけど、これを特別区にしてしまうと、多分財政規模だいぶ縮まると思います。おそらく大阪市民の生活はかなりしづらくなるんじゃないかなと思うんですよ。今回のいろんな話を聞いていると、大事業、大阪万博もそうですし都構想もそうなんですけど、大きく何かを動かすと当然大きな企業が動いて、そういう利権がいっぱい絡んできますよね。そのことのためにやっているんじゃないかっていう風にみなさんなんとなく思いませんか?」

 「本当に府民一人一人のためにやってんのか、またはそういう事業者を潤おして、それが例えば潤えばみなんとこに行くだろうと。経済効果どんだけって言いますけど、トリクルダウンってアベノミクスの時に言った時に、そのお金が本当に流れていきましたか?一般の労働者はどんどん給料ばっかり削られて、株主ばっかりに儲かっているじゃないですか」

 「この国の利益剰余金、いわゆる内部留保どのぐらいになっているかみなさんご存知ですか?もうすでに700兆近くになっているんですよ。これ80年には50兆もなかったんです。大阪だけの問題じゃないですけど、全国的にそうやって企業中心のこの日本の統治、この国は世界的に言うと世界一の対外純資産を持っているのに、世界一お金持ちな国なんですよ。なのになんで一般の人たちに行っていないのか。一部株主が持ってっちゃっているからなんですよ。そこのところちゃんと多くの人に理解してもらう。まずは大阪府民にこの機会を捉えて訴えて理解していただくことによって、僕は大阪府から日本が変わると思っているし、そこから世界が変わると思ってます」

―――直近はどのような活動をするのでしょうか。

 「いい質問だね。直近では本当に準備が間に合っていないので、おそらく数日は色んな準備を整えながらネットでの配信中心になると思います。多分これで今、報道陣の方々が見ていただいていて、撮っていただいて、そこから少しつながるかなと思いますけど、街頭演説ってそんなに出会えたりもしないので【★07:29】、ネットも一つのやり方だと思って。特に少しややこしい話、経済の話とか金融の話はなかなか落ち着いて聞かないと分からないじゃないですか。いつでも見てもらえるように、まず動画の配信を最初は集中的にやろうと思っていて、そこから少しずつ準備が整い次第、街宣に回りたいと思います」

―――どういった層に主張を届けたいですか?

 「基本的に僕は年齢層全くないし、ジェンダーとかカテゴリーっていうのは全然ないと思ってます。ただ、僕は特に女性たちが、大阪に限らずずっと今の日本社会の中で結構稼ぎづらい状況に追い込まれていて、やっぱりアンフェアな状況だと思っているんです。彼女たちが本当にもうちょっとワクワクするような社会になっていけば、僕全然彼女たちの力が(社会を)変えていくと思うので。例えば今の経済の状況、多くの女性たちがなかなか稼ぐのが難しい状態で、理不尽さを感じている中、仕組みがそれを作っている、自分のせいじゃないんだっていうとこをまずみなさんに伝えていけば、結構逆に救われる人たちもいるんじゃないかなという風に思っているんで。女性は結構ターゲットじゃないですけど、伝えたいメッセージが割とある層だと思います」

 「あともう一つ付け加えると高齢者に関しては、やっぱりこの国の預金ってほとんど高齢者が持っているんですよ。やっぱその人たちがお金を回してくれるってことも大事で、もうちょっと老後の心配ばっかりせずに、ちょっとお金使ってというメッセージは発したいと思っています」

―――選挙のタイミングについてどのように考えますか。

 「だいぶ無茶だなと思っています。なので、非常に難しいのは分かっています。ただ、知事選挙は17日間ありますから。だからその間に、ある程度やっぱりさっき言ったようなことが浸透していけば、その勝ち負けよりももっと大きな効果というか結果が、その先かもしれませんけど、必ず僕は起きると思っていて。だからこのタイミングでもやるべきという判断でやっています」

―――この後の動きについて教えてください。

 「まず明日までに選挙公報を作ってですね、ポスターチラシのデザイン、多分自分でやると思います。一番早いので。そんな感じでちょっと一旦籠もりますので、多分街頭に出てくるのはもうちょっと後になると思います。大西恒樹です。覚えておいてください」