「学校が避難場所になると知らなかった」

 夫と半壊したアパートから脱出したものの、どこへ避難していいのかわからず、続く余震や、火事で黒く染まる空にパニックになりました。そんなロクサナさんたちを偶然通りかかった男性が助けてくれました。

 (大城ロクサナさん)「私たちのところまで来て話しかけてくれて。でも話が通じなかったから、手でおいでおいでとしてくれて、後ろをついていったら鷹取中学校まで案内してくれた。日本では災害の時に学校が避難場所になると知らなかった」

 夜になってようやくたどり着いた避難所。しかし、中には入らず、数日間、駐車場に置いた車の中で寝泊りしていたといいます。
14.jpg
 (大城ロクサナさん)「日本人にとってゲストである私たちがここにいてもいいのか、追い出されるかもしれない。迷惑かけたくないと思って、お弁当を取りに行かなかった。災害のときに外国人の人でも、避難所に行って物資をもらってもいい。今はわかっているが、そのときは日本語がわからなかった」

 その後、ボランティアとのやりとりなどを通して、少しずつ避難所のルールを知りながら2か月間過ごしたといいます。