阪神・淡路大震災を経験した日系ペルー人女性「どこに逃げればいいのか」

 12月、神戸市で開かれたクリスマスパーティー。会場に集まっていたのは、南米にルーツを持つ親子ら約400人です。フォークソングや民族舞踊の披露など楽しい時間が流れます。

 そんな中、始まったのが…

 (スペイン語)「皆さんは津波という言葉を知っていますか?津波は地震のあとに海から来るとても大きな波です」

 「防災」について学ぶ紙芝居です。考えたのは日系ペルー人の大城ロクサナさん。1991年にペルーから来日し、神戸市須磨区のアパートで夫と暮らしていました。

 しかし、31年前の1995年1月17日、最大震度7を観測した阪神・淡路大震災。来日4年目だったロクサナさんたちは日本語が十分に分からない中で生まれて初めての「地震」を経験しました。
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 (大城ロクサナさん)「すごい音が聞こえて、すごい揺れがあって、布団で寝ていて立つことができなかった。逃げないといけないが、どこに逃げればいいのか。すごく不安な状態」