航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏は、宿泊税の用途について
「地元住民や代理徴収を行う宿泊施設にメリットのある施策にすべき」と話します。

航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
宿泊業者の方にとっては実質「値上げ」になってしまうんですよね。
お客様からお金を取るときは合計額でもらって、宿泊税の部分を自治体に納めるという形をとるので。
逆にこれを上手に使って、二次交通の整備や人手不足の問題などを解決してくれるんだったら、地元住民の費用負担が「ない」というところが大きいですよね。

弁護士 八代英輝:
明細を見てみると、何に使われているのか正直わからないところがあって。
事業者の方は本当に10円単位で宿泊料を上げないように苦労されている中、税金と言われるとポンと簡単に何百円か取られてしまう。
でも支払う側からすれば同じ金額じゃないですか。だから透明性を持った使われ方をするのが大事だと思いますね。

鳥海高太朗氏:
例えば熱海は、花火大会に市のお金をたくさん使っているのでそこに使います。
愛知県の常滑市は、セントレア空港とホテル・地元のスーパーのモールをつなぐ無料バスを宿泊税で運行しています。
宿泊税の使い道が具体的に見えている都市と、漠然としていて本当にちゃんと使っているのか?という都市。これは今見ていると、分かれていますね。

「宿泊税」いくらが妥当?

街の人はー
「500円だとちょっと高いような気がする。300円までかな」(40代会社員)
「観光地だったら1000円行かなきゃいい。子どもが転ぶのが怖いので道が綺麗な方がいい。ゴミも綺麗にしてくれていたらすごく助かる」(30代看護師)
「子どもは無料にするとか、軽減があったら家族の方はありがたいんじゃないかと思う」(30代団体職員)

「ひるおび」で行なったLINEアンケート(12202人が回答)で、「宿泊税」の許容できる金額を聞きました。
300円以内・・・36.4%
500円以内・・・37.5%
1000円以内・・・21.4%
2000円以内・・・4.7%
「500円以内」が最も多いという結果となりました。

コメンテーター 伊藤聡子:
500円も、人によって価値が違うと思うんですよ。本当にサイトで100円削って安いところを見つけて行っているような人もいれば、1泊5万円するようなところに泊まってる人もいるので、そこはやっぱり差をつけた方がいいんじゃないかなと思いますね。

鳥海高太朗氏:
金額は都市によって違っていて、宿泊料金によって金額が変わるところや、熱海など、どの宿に泊まっても200円のところもあります。
例えば北海道の倶知安町など、宿泊金額の何%という定率制のケースもあります。