「キスできたら安心できるかなぁ」
 「ぼくとは濃厚接触でね 一心同体だよ」 

 調査報告書によりますと、福井県・杉本前知事は私用メールなどを使い、少なくとも4人にセクハラを裏付けるメッセージを送信。その数は約1000通にのぼるということです。

 さらに報告書では、「太ももを触ってきた」「足を絡めてきた」などの“痴漢行為”も3件確認されたとして、ストーカー規制法や不同意わいせつ罪に抵触する可能性も否定できないと指摘しています。

 なぜ、自治体トップによるハラスメントが相次いでいるのか?なくす術はあるのか?ハラスメント対策専門家・山藤祐子氏と元鳥取県知事・片山善博氏の見解、元大阪府知事・元大阪市長の松井一郎氏の意見を交えてお伝えします。

「〇〇ちゃんのことを考えると体が熱くなるの」“セクハラ認定”も退職金6162万円支給

 セクハラ問題で辞職した福井県・杉本達治前知事。調査報告書によると、女性職員4人に対して深夜・休日問わず、約20年間にわたって性的なメッセージなどを送っていたということです。

 その数は約1000通にのぼり、身体的な接触もあったことから「セクハラ」と認定されました。

 <職員へのメッセージ(例)>
 ▼「〇〇ちゃんのことを考えると体が熱くなるの」
 ▼「〇〇ちゃんを骨が折れるほど抱きしめます」
 ▼「ハグとチューをしていいってこと!?」
 ▼「後ろ姿は肉付きがよくてとても好きなの」

 <身体的接触(例)>
 ▼「飲食店でソファの横から太ももを触られた」
 ▼「懇親会の席でテーブルの向かいから両足の間に足を入れ絡めてきた」
 ▼「突然スカートの中に手を入れ太ももの裏と臀部を触ってきた」

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 報告書を受けて杉本前知事は、「私の行ったことは低俗かつ愚劣なものであり、被害者の方々の尊厳を傷つけたことであると深く反省しております」とコメント。

 一方、杉本前知事に対して、去年12月10日には「冬のボーナス325万2000円」、去年12月26日付で「退職金6162万円」が支給されたということです。