組織の多様性が求められるいま、建設現場での女性の登用にも力を入れています。
入社5年目・喜界町出身の清水菜々美さん(25)と2年目で霧島市出身の赤塚未空さん(24)です。

清水さんは電気設備工事や現場での打ち合わせ、赤塚さんは図面作成などの業務を担当しています。
(入社5年目・喜界町出身 清水菜々美さん・25)「自分が配線した建物に電気が通って明かりがつく瞬間がうれしい。力仕事だけでなく、丁寧さや繊細さが求められる仕事なので、女性が活躍できる場面も多くやりがいを感じる」
(入社2年目・霧島市出身 赤塚未空さん・24)「今は女性が少ない中での現場になっているが、これからどんどん増えて明るい職場を築いていけたら」
およそ7000人の従業員のうち鹿児島支店で働くのは600人。県内に12ある営業所の中で、建設現場で働く女性は2人だけです。国の調査では全国の建設業界で働く女性の技術者と技能者の割合は10%に満たず、働きやすい環境づくりが喫緊の課題です。
(クラフティア・鹿児島支店 西谷尚浩支店長)
「彼女たちの後輩の女性の方々に魅力ある職場だなと思ってもらえるような本当にシンボリック的な立場で仕事をしている部分もある、着替える場所の中には男性と一緒になったりする現場もまだある」
「本当に働きやすい環境を整えてくださいという話を、発注者や建築業者の方に働きかけていくのが私の役目」














