卵の仕入れ値1.2倍に

好評のサービスですが、最近の卵の価格高騰に店長は頭を悩ませています。

ムシャムシャ食堂 博多駅南店 宮崎雅也 店長
「(卵の仕入れ値は)ちょっとずつ上がってきてはいます」

こちらの飲食店では、鹿児島県産の卵を使用。

これまで1ケース=150個で3,500円ほどでしたが、今月は4,200円と1.2倍に。

今年の春以降、毎月少しずつ価格が上がっているそうです。

ムシャムシャ食堂 博多駅南店 宮崎雅也 店長
「このまま値上がりが続くと厳しくはなると思います。(おととし)1度、鳥インフルエンザの関係で卵が入らなくなった。そこから流通が安定していないのかなというのは聞きました」

スーパーでも懸念の声「また上がるのでは」

JA全農たまごによりますと、福岡の卵の平均価格は、鳥インフルエンザが流行したおととしに1キロあたり345円まで上昇。

その後一旦価格が200円を下回ったものの再び上昇し今年10月は336円となっています。

RKB 堺恭佑記者
「こちらのスーパーでは、きょうはMサイズの卵10個入りが200円を切って税込み193円。お客さんが次々に手に取っていきます」

福岡市東区のスーパーでは、きょうはタマゴの特売の日。

次々と売れていきます。

買い物客
「安いですよ。本当エムズさん頑張ってる。卵は今200円~300円。300円するとちょっと買いきらんから。250円くらいかな毎日使うから」

エムズ美和台店 久松浩一店長
「相場通りのお値段で仕入れさせていただいてるので、こういうときは必ず赤字。普段はM玉で税込みで290円。懸念する材料としては北海道が鳥インフルエンザでやられていますので、ないところに九州の卵とか持って行くので、その分九州で消費する量が減るということで相場がまた上がる」