日米首脳会談は「成功に終わった」が…今後は課題山積?

井上キャスター:
28日に行われた日米首脳会談は「成功に終わった」という評価があります。
立憲民主党の野田佳彦代表は「和やかにスタートを切れたことは何より」、国民民主党の玉木雄一郎代表も「率直に言ってグッドスタート」と感想を述べていました。

今後について、TBSスペシャルコメンテーター星浩さんは「日米が抱える問題点に関して深い議論はなく進展していない」といいます。
▼防衛費増額は前倒しは表明しているが、財源どうするのか
▼トランプ関税は15%のままなのか
▼対中国への姿勢は強硬か協調か
こういったところ含めて、本当に厳しいところはこれからになります。
「The HEADLINE」編集長 石田健さん:
高市総理が発言した「韓国コスメを使っている」でもわかる通り、イデオロギー的で、外交的に非常に強硬だというイメージを抑えながら、経済的な政策にフォーカスをしているように見えます。
おそらく「第2次安倍政権を彷彿としている」と感じる人が多いと思います。その戦略が成功して、足元でしっかりと手綱を握っていれば、中長期的に「外交も経済もうまくやってくれそうだ」という国民の後押しもあり、うまくいくのだと思いますが、どこかでつまずいてしまうと、「なかなか決まっていないじゃないか」という問題が顕在化すると思うので、そのあたりが一つのポイントになりそうですね。
出水麻衣キャスター:
期待感が高い分、その揺り戻しが来たときにどのように対処していくかというのも焦点かなと思います。
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<プロフィール>
石田健さん
ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長
鋭い視点で政治・経済・社会問題などを解説














