Bリーグはどう変わる?リーグ刷新の狙いは?【スタジオ解説】
Bリーグがスタートして10年。リーグの仕組みがどう変わるのか、狙いも含めて詳しくみていきます。

今シーズンのBリーグは、B1、レブナイズを含むB2、そしてB3あわせて55クラブが参戦しています。これが来年秋から、Bリーグプレミア、ワン、ネクストの3つのカテゴリーに変わります。
(松崎キャスター)レブナイズは2番目のワンに決まりましたね。
(岡田キャスター)しかし新体制では、今までのような成績による昇格・降格がなくなり、「経営力」で所属が決まります。

最上位の「プレミア」に入るには、▼平均入場者数4000人▼売上12億円▼アリーナは座席数5000以上で、大型の映像装置やVIPルームを備えるなど、こうした基準を満たす必要があります。初年度は長崎や佐賀、島根など地方を含む26クラブが参入を決めています。
プレミアに続く「ワン」は、▼平均入場者数2400人▼売上4億円▼アリーナは3000席などの基準があり、レブナイズはワンの基準を満たすことができました。

来シーズン「Bリーグワン」は25クラブで構成されます。レブナイズは全ての基準を満たして「本入会」となりましたが、22クラブは一部の基準を満たさず「仮入会」の形です。ここに今シーズンB1の越谷が入っているところが、審査の厳しさを物語っています。
(松崎キャスター)今までのように、成績で昇格や降格を決めてもいいのではないですか?
(岡田キャスター)そう思う方もいますよね。
今回のリーグ刷新の狙いは、各クラブの経営力の強化です。レブナイズもかつて経営難に陥ったことがありましたが、今はホームゲームにプレミア基準の4000人近くのブースターが詰めかけることもあります。

リーグとしては「クラブが経営力をつけて、長い目で成長のための投資を行える環境をつくる」ことで地域活性化につなげる狙いがあります。
今後レブナイズが、いかに地域の支持やファンをひきつけ、経営面でも成長していくか。その手腕に注目したいと思います。