維新の中に非自民を主張する人も

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「組閣や所信表明などの日程を考えると、総理指名選挙の日程は21日周辺しか選択肢がないのではないか」と話します。 

ーーー翌週の27日にはアメリカのトランプ大統領との首脳会談も控えているため、21日がデッドラインとも言えるんでしょうか?

 (大八木解説委員)「本来であれば15日、16日あたりにやってしまわないといけないものでしたが、ギリギリの日程になっています。21日に総理が選ばれ、組閣をし、23日~25日であたりで所信表明演説を行うかどうか。日程的には十分詰まっていますし、27日にはトランプ大統領が日本にやって来るので、『誰が会う?石破総理のままでいいの?』ということになるので、本当にギリギリになってきています。公明党が離れたことでイレギュラーな動きとなっています」

ーーー維新の遠藤敬国会対策委員長17日中に自民側から結論をもらうようにするという発言があったということですが、もっと前倒しで決まる可能性もありますか?

 (大八木解説委員)「維新の中には非自民の政権を作っていくべきだという主張する人たちもいるため、党内をまとめないといけない。21日(火)に臨時国会を開くとなっても、まとめる時間が要るため17日中には答えをもらえたいという話だと解釈しています」