万博閉幕で大企業が注目 ボランティア争奪戦も

山形キャスター:
ミャクミャクだけではなく、万博ボランティアも争奪戦になっているということです。

9月14・15日に「万博キャリアNEXT」という、万博ボランティアの転職・就業支援のイベントが行われました。というのも、万博には、それまでの仕事を辞めてボランティアになった人が多いということです。

イベントを運営しているパソナグループ広報担当によるとホテル、テーマパーク、百貨店など107社が参加しました。万博ボランティアは接客や言語対応などグローバルなスキルを身につけている人が多いため、企業としては即戦力の人材だということです。

万博ボランティアは約3万人いて、観光立国を目指す日本にとっては大切な資産だとパソナグループ広報担当は話していました。

井上キャスター:
万博はイベントとしても黒字化しましたし、跡地はテーマパークやホテルにしていこうということです。そこで国際競争力も上げて、関西がとても経済的に盛り上がったと思います。

経済アナリスト 馬渕磨理子さん:
おっしゃるとおりですし、これだけ物価高で皆さんの消費が鈍いなか800億円もグッズを売り上げたということで、万博は相当いいコンテンツだったと思います。日本の底力というか、消費も強いのではないかと感じさせるような話題でした。

井上キャスター:
建設費などもありますが、ある程度は投資していかないとリターンもないということを学びました。

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<プロフィール>
馬渕磨理子さん
経済アナリスト
日本金融経済研究所代表理事
“日本一バズる”アナリスト
様々なお金の話をわかりやすく解説