家庭で出たごみを回収してもらうために、なくてはならないごみ袋。無料配布している自治体もあるなか、いまフリマサイトにはその「無料ごみ袋」の出品が相次いでいます。
無料ごみ袋を購入する理由
井上貴博キャスター:
転売は非常に根深い問題ですが、「安く仕入れて高く売る」というのは市場経済の原則であり、なかなか規制することができません。
しかし、元値が0円のものを売ることについては、どのように規制していけばよいのでしょうか。

大阪・八尾市では、無料のごみ袋の転売が問題となっています。
指定されている家庭用ごみ袋があり、自治体で半年に一度、各世帯に無料配布されます。それがフリマサイトへ大量出品されているのです。中には1000円を超えるものもあります。
なぜ無料で手に入るものをお金を出して購入する人がいるのでしょうか。
八尾市は、配布しているごみ袋には「転売禁止」と記載していますが、これは条例ではありません。
ごみ袋が不足したら、無料で追加配布されます。不足しても無料で配布されるものを、お金を出して買っている人がいるのは、どうしてなのでしょうか。