開発遅れた環状線の東側 「ヒガシ」が変われば大阪が変わる?

そんな「都市部回帰」の行先となったヒガシの地域。JR大阪環状線の少し東側にはゴミ焼却場の跡地や病院の跡地などがあり、開発があまり進んでいませんでした。

しかし、今回の大学開設を機に、この地域が勢いづくことが期待されています。

ヒガシの発展はこの地域だけでなく、大阪全体に影響する可能性があります。従来の「キタ」と「ミナミ」という“縦”の軸だけでなく、夢洲の万博会場やその後に開発されるIR(統合型リゾート)へと続く東西の“横”のラインが活性化し、大阪が「面」として発展していくことが期待されるということです。
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実際、ヒガシでは大学以外にもマンションの建設など再開発が進んでいて、今後は大阪メトロの新駅や駅ビル、アリーナなどの建設も計画されています。周辺の路線価はすでに15%アップしていて、人気急上昇中のエリアです。