猛暑で「夏野菜や豚肉」高騰
一方“猛暑インフレ”とも言える状況が消費者や飲食店などを直撃している。

東京・立川市の『カラフル野菜の小山農園』では、キュウリやトマトが原形がわからないほど茶色く干からびた状態に。ナスもしわが寄り変形してしまっている。

猛暑の影響で、夏なのに夏野菜が作れない異常事態―
農林水産省によると、8月のトマト・ピーマンの価格は、平年と比べて3~4割ほど上回っている。
影響は野菜だけではない。

豚肉の卸売価格は、7月18日には「1キロあたり948円」と過去最高値を記録した。(※極上・上規格/農林水産省/7月後半以降は普及価格帯の豚肉価格は下落)
価格高騰の理由は、“豚の夏バテ”。猛暑の影響で豚が肉痩せ、繁殖もうまくいかず出荷の減少や遅れが出ているという。
スーパーの客
「すごくつらい。うちは子どもが多いので豚肉がメイン。安くあってほしい」